煎るとは?
食材から水分を飛ばし
柔らかくしたり、香ばしい風合いを出す時に
煎り器を使用します。
胡麻や大豆などを煎ってからすりつぶすと
とてもいい香りがしますよね。
直接炎にあてるため、ネット状の容器に入れ、
焦げ付かないように、炎の上でゆすりながら
あぶるようにして使用します。
乾燥しているものを炙り続けていると、
コゲてしまうので、熱の伝わり状態を確認しながら頃合いをみます。
緑茶を煎ってほうじ茶に
一般的に日本茶は緑色をした「煎茶」を指す場合が多いようです。
煎茶は「煎じる茶」という意味で、
急須や土瓶の中で煮出すことで、茶葉の成分を抽出します。
その煎茶を焙烙(ほうろく)などの上に広け、
下からの加熱により、炒めるように煎ったものが
ほうじ茶となります。
ほうじ茶にすると、味がまろやかになり
胃にも優しいということで、
病院では食事にほうじ茶を出している所が多いようですよ。
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