meltglass Dictionary
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は 行
発色剤
(はっしょくざい)
(原材料) ガラスに色をつける為の原料。成分や量によって微妙なバランスがあるので、結構シビアである。単純に物質を混合すればこの色が出ると言う訳ではなく、ガラスの成分や火加減、
溶融
(
ようゆう
)
雰囲気、冷却環境によって発色する色が異なる。 赤色…金、
銅
(
どう
)
、
セレン
(
せれん
)
黄色…
硫黄
(
いおう
)
、
カドミウム
(
かどみうむ
)
、
セリウム
(
せりうむ
)
オレンジ色…
銀
(
ぎん
)
、
ニッケル
(
にっける
)
、
炭素
(
たんそ
)
緑色…
クロム
(
くろむ
)
、
ニッケル
(
にっける
)
、
鉄
(
てつ
)
青色…
コバルト
(
こばると
)
、
銅
(
どう
)
紫色…
マンガン
(
まんがん
)
白色…
カルシウム
(
かるしうむ
)
、
錫
(
すず
)
、
フッ素
(
ふっそ
)
バーナーワーク
(ばーなーわーく)
(技) ガスバーナーを使ってガラスを製作する作業工程。都市ガス、天然ガス、プロパンガスを燃焼させた炎の中で成形する。日本では手軽なブンゼンバーナーを使う事が多い。
酸素
(
さんそ
)
や加給気(コンプレッサー)を使いより高い温度で作業出来るガスバーナーもある。
ランプワーク
(
らんぷわーく
)
とは別もの。
バナジウム
(ばなじうむ)
(原) 原子番号23 V 50.9
バナジン酸塩ガラス
(ばなじんさんえんがらす)
単独でガラス化する。抵抗率が低い。
パート・ド・ベール
(ぱーとどべーる)
(技) 練りガラス色ガラスや着色材を型などにあらかじめ付着させ炉の中に入れて焼成させて一体化させる技法。 最近ではガラスの粉・
カレット
(
かれっと
)
を型に詰めて焼成したものもパート・ド・ベールと呼ばれるらしい…しかしこれは
鋳造
(
ちゅうぞう
)
である。
光硬化性樹脂
(ひかりこうかせいじゅし)
光硬化性樹脂を使った樹脂マスクは、 通常紫外線の照射により光重合開始剤が樹脂を分解・結合させ架橋分子構造を成形しながら硬化させます。 原版に使用した透過性の部分とは別に 黒色で書かれ紫外線が遮断された部分は硬化しないので、 炭酸系の洗浄液にて洗い流せば硬化した部分のみが残ります。
サンドブラスト
(
さんどぶらすと
)
に応用している
歪点
(ひずみてん)
ガラスが流動性を持つ分岐点、この温度以下の場合は固まっているので、急冷しても歪はおこらない。10の14.5乗dpa・s
砒素
(ひそ)
(原) 原子番号33 As 74.9
ピルスナー
(ぴるすなー)
(器) 足付の物も存在するが、円錐形をさかさまにしたような形のグラス。ビールやカクテルなどに使われる。
風鈴
(ふうりん)
風が吹くと下の短冊がゆれて、ひもの途中にある舌(ぜつ)の部分が本体に当り音が鳴る ガラス製のほかに
鉄
(
てつ
)
製、陶磁器性などの物がある
吹きガラス
(ふきがらす)
(技)
溶融
(
ようゆう
)
したガラスを吹き竿に巻きつけ息を吹き込んで風船のように膨らませながらグラスなどの内側部分を成形する技法。
ワイングラス
(
わいんぐらす
)
や
タンブラー
(
たんぶらー
)
を作る際は一定の吹き加減が必要で熟練された技が求められる。 大型の花器のようなものにはコンプレッサーなどの圧縮空気の力も利用される。近年ではオートメーション化が進み機械が吹いてる…? こりゃ噴出ガラスだね。
藤襲
(ふじがさね)
日光陶器店
(
にっこうとうきてん
)
で販売している「
みしま風鈴
(
みしまふうりん
)
」には色によって名前がつけられています。この「藤襲」は2005年に発売した薄紫色のガラス
風鈴
(
ふうりん
)
の名称で、太陽光や電球などの光では薄紫色に見え、蛍光灯の光では水色に見えるガラス。 名前の由来、二単衣(じゅうにひとえ)には色の組み合わせによつて、それぞれの名前があり、表が薄紫色で裏が青色のものを藤襲(ふじがさね)といいます。 この色の着物は源氏物語の中にも登場しています。 そんな色の組み合わせから藤襲(ふじがさね)と名前をつけました。
弗化水素
(ふっかすいそ)
弗化水素、弗化水素と気軽に口にする方が多いのですが、 人体及び環境に非常に影響力を持つ物質を操作しようとするのは、大変に危険な事だと思います。現にガラスメーカーなどではその仕事に従事されている方がいますが、どこぞの臨界事故のように「知らないから平気で出きる」では、済まされないものだと思うんです。貴方と貴方の周りにいる人の事を考えるならば、他の方法を見つけ出していただきたいと思います。
危険は覚悟とか承知の上とかの考えのもとでは扱ってもらいたくないと言うのが本音ですね。知識的に知っているのは問題はないのですが、事故が起こってからでは、遅いと思います。参考書等で弗化水素の使用を紹介しているものがあります。 たしかに技法の一つかもしれませんが、技法を教える事を優先し、危険を認識させる努力がなさ過ぎなのでは?
「皮膚についたら危険」ではなく、皮膚についたら骨まで溶けて細胞が壊死することをもっと教えるべきだと思います。
「臭気を吸いこんだら危険」ではなく、臭気を吸いこむと肺が壊死する事をなんで教えないのか不思議でなりません。
紹介しただけでそれを見たり聞いたりした人が勝手にやったではすまないでしょう。 ゴム手袋や市販されている防塵マスクなど役に立たない事など知っていますか? とても個人的に扱える代物ではないと思います。
使用後に処分する時も、ちゃんと中和させ自然に帰すことができますか? それを確認する力があり、後々まで責任をとることができますか? それをしなくてはならない義務と責任がが発生すると私は考えます。
フッ素
(ふっそ)
(原) 原子番号9 F 19.0
フュージング
(ふゅーじんぐ)
(技) ガラス同士を張り合わせ、炉の中で粘性状態の温度まで上昇させ型が崩れる前に徐冷させ溶着させる技法。温度を上げすぎると
メルティング
(
めるてぃんぐ
)
になってしまう。
ヘリウム
(へりうむ)
(原) 原子番号2 He 4.0
ベリリウム
(べりりうむ)
(原) 原子番号4 Be 9.0
硼酸塩ガラス
(ほうさんえんがらす)
ガラスとセラミック、金属などの接着を目的としたガラス、硼酸と
亜鉛
(
あえん
)
、
鉛
(
なまり
)
が主成分で低温
溶融
(
ようゆう
)
が可能。 化学的耐久性に欠ける。
硼素
(ほうそ)
(原) 原子番号5 B 10.8
螢石
(ほたるいし)
弗化
カルシウム
(
かるしうむ
)
天然石は紫外線の照射で発光が確認できる
芒硝
(ぼうしょう)
硫酸
ナトリウム
(
なとりうむ
)
Na
2
SO
4
溶融
(
ようゆう
)
材
坩堝
(
るつぼ
)
の侵食が激しいので温度管理に注意
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